死ぬとは何か、初回のテーマにしては重過ぎる本ですね。ジャケ買いしたやつです。
僕もそうですが、できるだけ考えないようにしていること、それが「自分が死ぬ」ということではないかと思います。
死んだらどうなるのか、死ぬとき痛いのか、死後の世界は「無」だとしたら、どうやって死ぬのが良いのか、そんなことを考えると、すごく怖い気持ちになります。
それに対して、何かしらの答えが欲しかったので、この本を購入しました。
1つの本に対してできるだけ簡潔にまとめられたら良いので、できるだけ少なく、簡潔にまとめていきたいと思います。
そんなブログです。よろしく。ちょっとでも皆さんが「はえ~」と思っていいただければと思います。
さて、この本で(途中までしか読んでいませんが…)、一番大事なのは、細かい議論ではなく、筆者がどう考えたかが大事かと思っています。
まず、「死ぬ」のはいつだと思いますか?肉体が動かなくなったとき?もう二度と意識が戻らないと診断されたとき?どちらでしょうか?
いろいろな考え方があるとは思いますが、「人格を失い、二度と戻らなくなったとき」だと筆者は考えます。つまり、自分が自分であると意識できなくなったとき、人は死ぬのです。
そして、死ぬということは悪いことだと考えられがちですが、それは本当なの?と問題を取り上げます。なんとなく悪いし、怖いものですが、本当にそうなの?と問いかけるわけです。
そして、結論としては。「死ぬことで、死んだ後にできたであろう幸せな体験が失われる」から、死は悪いんだと、判断します。
僕はこれは正しいかなと感じました。死ななかったらできたことがたくさんあるのに死ぬからです。
ただし、条件があります。「自分が人生に満足したと感じられる時間」に対して短すぎる場合のみです。まあほとんどの人がそうではないかと思います。年取ったことがないのでわかりませんが、今のところはそう思っています。やりたいことが無限にありますから。
とはいえ、永遠に生きるのはそれはそれで間違いなくつらいことです。
結論として、
「自分が満足したと思える時間生きてから死ぬ」ことがベストだと考えられます。
第6講までの内容は、これに尽きると思います。
前半はこのくらいにしたいと思います。
ちょうどよい区切りですかね。
また読み終わったらブログあげていきたいと思います。