oglesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

DEATH 「死」とは何か シェリー・ケーガン(1)

 

 

死ぬとは何か、初回のテーマにしては重過ぎる本ですね。ジャケ買いしたやつです。

 

僕もそうですが、できるだけ考えないようにしていること、それが「自分が死ぬ」ということではないかと思います。

 

死んだらどうなるのか、死ぬとき痛いのか、死後の世界は「無」だとしたら、どうやって死ぬのが良いのか、そんなことを考えると、すごく怖い気持ちになります。

 

それに対して、何かしらの答えが欲しかったので、この本を購入しました。

 

1つの本に対してできるだけ簡潔にまとめられたら良いので、できるだけ少なく、簡潔にまとめていきたいと思います。

 

そんなブログです。よろしく。ちょっとでも皆さんが「はえ~」と思っていいただければと思います。

 

さて、この本で(途中までしか読んでいませんが…)、一番大事なのは、細かい議論ではなく、筆者がどう考えたかが大事かと思っています。

 

まず、「死ぬ」のはいつだと思いますか?肉体が動かなくなったとき?もう二度と意識が戻らないと診断されたとき?どちらでしょうか?

いろいろな考え方があるとは思いますが、「人格を失い、二度と戻らなくなったとき」だと筆者は考えます。つまり、自分が自分であると意識できなくなったとき、人は死ぬのです。

 

そして、死ぬということは悪いことだと考えられがちですが、それは本当なの?と問題を取り上げます。なんとなく悪いし、怖いものですが、本当にそうなの?と問いかけるわけです。

 

そして、結論としては。「死ぬことで、死んだ後にできたであろう幸せな体験が失われる」から、死は悪いんだと、判断します。

 

僕はこれは正しいかなと感じました。死ななかったらできたことがたくさんあるのに死ぬからです。

 

ただし、条件があります。「自分が人生に満足したと感じられる時間」に対して短すぎる場合のみです。まあほとんどの人がそうではないかと思います。年取ったことがないのでわかりませんが、今のところはそう思っています。やりたいことが無限にありますから。

 

とはいえ、永遠に生きるのはそれはそれで間違いなくつらいことです。

 

結論として、

「自分が満足したと思える時間生きてから死ぬ」ことがベストだと考えられます。

 

第6講までの内容は、これに尽きると思います。

 

前半はこのくらいにしたいと思います。

 

ちょうどよい区切りですかね。

 

また読み終わったらブログあげていきたいと思います。