第6の習慣
コヴィー先生第6弾、第6の習慣です。
「シナジーを創り出す」です。
シナジーとは、相乗効果です。1+1=2ではなく、1+1=2.5にすることができる、ということです。そうすれば、すべてがうまくいくのだ、というのがここで言われています。
シナジーを生み出すには、1人ではできません。協力があってこそ、成り立つのです。そのために、3つのことが必要になります。
- 確固たる信頼を築く
- Win-Winを考える
- 相手を理解する
この3つができてこそ、初めてシナジー(相乗効果)を生み出すことができます。
信頼は、お互いに会話を重ねて、理解に徹し(第5の習慣)、確固たる自分を築く(第1の習慣)によって生まれます。まず、信頼に値する人間でないと、人間正直になれないもので、どこか安心して話せないし、本当に思っていることを言えないでしょう。
②は第4の習慣の通りです。そして、どちらも得するWin-Winを常に考えることで、最上の案を生み出すことができます。あきらめては、シナジーは生まれません。
3つめに関しては、第5の習慣がわかりやすいでしょう。相手を理解し、理解されること無しに、Win-Winも、確固たる信頼も気づくことができないでしょう。
単純な協力関係、ではシナジーは生まれません。よくわかるようなわからないような、確固たる信頼関係が成り立つ関係の上で、成り立つのです。
ただし、妥協をしないようにしてください。妥協をしたら、すべてが台無しになります。まず、Win-Winと思っていたideaは、Win-Winではなく、Lose-Loseの妥協案になります。
そうなると、本来の形と大きく変わってしまいます。
そういうネガティブになりがちなものに対して、逆を行こうと真剣に考える時に、シナジーは生まれやすくなるそうです。
なぜなら、一生懸命考えるから。
一生懸命相手の立場を理解し、考えれば、ある時にアイデアが出てくるものなのでしょう。
真剣さというのも、シナジーを創り出すうえで非常に大事です。
さて、要は一生懸命力を合わせて考えれば、すごくいいことあるよ、ということが第6の習慣のキモなのです
終わり