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えんとつ町のプペル

 

煙突まちのプペル

 

せっかく見たので、場違いですがここで感想書かせてください。(30分前に見終わりました!)

あえてネタバレなしで書いてみようと思います。

 

絵がきれいでした。それが一番良かったです。素直に美しいものを見れて満足でした。

 

ストーリーについてはあんまり言及しませんが、西野が作ったといわれると納得する部分がいくつかありました。

大体こういう映画を見る時は、今の自分と主人公を照らし合わせて、主人公の勇気であったり、弱さであったりと自分を見比べて感情移入する癖があります。今回は、「みんなが見たことないならあるかどうかわからないじゃないか!」というセリフがあり、一番ぐっと来た箇所です。

 

文字に起こせばその通りなのですが、何がぐっと来たかというと、やったことも見たこともないことに対して、僕も勝手に判断しがちだなあ、と思います。例えば僕はまだ鬼滅の刃を映画も漫画も見たことがないのですが、どうせ言われているほど面白くねえんだろ、と思っていまだに敬遠しています。売れすぎると逆に読みたくなくなる的な…。

 

読んだこともないのにわからないじゃないか!とルビッチ(えんとつ町のプペルの主人公)

に叱られてしまいそうです。

 

あとは、エンディングの歌詞で、プペルのことを「こころやさしいゴミ人間」と表現をしています。なぜかこれがすごく気になりました。

というのも、僕自身もたいした人間じゃないと思っているので、世界をいい人間かゴミ人間かの2つに分けたらゴミ人間に分類される人間だと思っているのですが

(あくまで2つに分けたとしたらね… あんまり卑屈になりたくないし笑)

そんな人でも卑屈にならずに心の優しさを持っていてもいいのかな、と思ってしまいました。

 

ゴミ人間、という言葉は絵本の中だけでなく、口の悪い人は使うことがあるかと思います。なんか、この映画を見て、ゴミ人間、という言葉を聞いたらプペルを思い出すので、ゴミ人間でもさほど悪くないなとか、悪いところだけ見てていいところもきちんと見てやらなあかんのかなあ、という気になりました。

 

まあ、そんなことを意図して書いた歌詞ではないと思いますが、ゴミ人間という言葉を大学時代によく使っていた身としては、ちょっと感じるものがありました。

 

あとは閉鎖的な世の中に風穴を開けて星を見よう、というのは、いつの時代でも冒険心をくすぐるいい目標ですよね、そんな目標を持って生きてみたいものですわ。

 

終わり