七つの習慣 スティーブン・コヴィー
この本は、勢いで買ったというよりは、買うつもりで言って買った本なので、ジャケ買いといえるか微妙なところですが、最近読んだばっかで内容もよく覚えているほうなので、この本について書いていきたいと思います。
7つの習慣は、第1から第3の習慣である「私的成功」と、第4から第7の習慣である「公的成功」の2つに分けられる。この本で一番大事なものは、私的成功の中に含まれていると思う。
私的成功は以下の3つのことを意味する。
- 主体的であること
- 終わりを思い描くことから始める
- 最優先事項を優先する
の3つだ。これについて簡単に、そして神髄を書いていきたいと思う
まず、①については、日本人が考える主体性ではない。いわゆるリーダーシップというものとは別のもので、
「自分が感じている気持ちは、自分が作り出していることを認めなさい」ということを教訓として示している。僕の中では一番大きな内容だった。「これができなかったのは〇〇のせいだ。イライラする」だとか、「あいつにこんな嫌なことをされた。うざい!」とか
考えることはみんなあるでしょう。
こういった気持ちは、〇〇や「あいつ」のせいでなるのではなく、それをされたことによって「自分」がその気持ちを作り出したことを認めなさい、というのが第1の習慣です。
要するに、自分の気持ちっていうのは、人や物が何かしたせいではなく、それを感じた自分が生み出したんだ、ということをもっと意識する必要があるということです。
そうすると、世界や物の見え方が変わってきます(結構マジで)。
僕としては、会社の先輩や上司に対する気の持ち方が大きく変わりました。
仕事していると、やっぱりイライラするときは出てきます。どうしようもないです。イライラしないのは無理だと思います。
ここで第1の習慣が力を発揮します。
- 深呼吸をする ② 自分はイライラしていると認める
結構これだけで、気が楽になります。「あ、俺イライラしてるわ」と思います。そのあとで、「なんであんな人や物のことで僕がイライラしなきゃいけないんだろ?」と思います。
んで、最終的に「そんなことでイライラするなんてなんて時間がもったいないんだ」と思うわけです。
そうすると、不思議なもので怒りが消えます。
ぜひ皆さん試してみてください。
これが第1の習慣です。
自分の気持ちに素直になって認める。そのうえで何を自分がやるとよいのかを決めましょう。
僕もまだ完全ではありませんが、徐々に練習中です。
これは7回の連載になりそうです笑